2010年5月3日月曜日

畑仕事


家内の実家が専業農家を町田で営んでいるため、先日手伝いに行ってきました。手伝うようになって、かれこれ2年が経ちますが、一つの野菜を商品化するまでには大変な時間と労力がかかることを学ぶことができたことは大変良い経験です。簡単に「食育」などと言いますが、土を耕し、種をまき、暑さ寒さ風から苗を守り、他にも様々な工程を行い、生産者にとってやっとの思いで収穫ができる喜びは一入だと思います。野菜だけに限らず、すべての食材を大事にいただくこと、これが本当の「食育」だと思います。なんでも簡単に食べ物が手に入る世の中は幸せです。ですから、一つ一つの生産品についてもっと考える必要がある!そんな気がしております。すでに「食育」の取り組みを行っている自治体はあります。しかし、足を運び実体験をすることで初めて気付くこと、その体験を話してあげることで新たに興味を持ってもらえる人の輪に繋がり、その輪を徐々に大きいものにしていければ良いことだと思います。
今回は種まき、苗植えと苗が成長するための間引き、寒さ対策のためのネットのカバーをしてきました。
この時期はあまり収穫できる野菜が無いなか、ホウレンソウとキャベツ、ふきをいただきました。