2010年8月12日木曜日

100歳以上

ところで最近、まか不思議というか役所の管理体制を疑ってしまう出来事。足立区がきっかけで話題となったニュースが「100歳以上の高齢者の所在不明問題」です。こんなことは私のような行政に携わる仕事をしている人間にとって管理体制は当たり前のことと思っておりましたが、次から次へと様々な自治体から所在不明が出てくるので驚きです。足立区のケースはまさに詐欺容疑です。「死人に口なし」とは言いますが、30年以上、死亡してから経過しているにもかかわらず、公的年金は家族に支給されていたなんてそれを解っていながら受け取る家族が一番悪質ですが、疑問を感じつつもチェックしきれなかった行政の甘さに今後の議会等で紛糾するのだろうと推測します。ちなみに品川区内には現時点で100歳以上の方はなんと127名ご健在です。担当課長に確認しましたところ「全員と連絡がとれております。」とのことでしたが、この一件で品川区も緊急に確認を取ったのか?だとしたら問題があると思います。やはり常時確認ができている体勢でなければならないと思います。これからますます100歳以上の方が増えていくので、しっかりとした管理体制に力を注いでいただきたいものです。