2010年7月22日木曜日
拉致問題
今回の大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)・元北朝鮮工作員の来日はまったく理解ができません。民主党政権下でしかも前首相の軽井沢の別荘で実現されましたが、皆さんはどう感じられました?もちろん税金が投じられているわけですから、拉致被害の解決に繋がることが大前提だありますが、横田めぐみさんの新情報は何も得られずということで茶番劇にしか思えません。一体何が目的なのでしょうか?韓国メディアには「爆破犯金賢姫の日本訪問は、3000万円の政治ショー?」と皮肉られておりますし、英インディペンデント紙は「ジェット機爆破事件の北朝鮮元工作員が日本で歓迎される」と題し、もっともありえないスパイ物語と報じました。また、「日本国籍の偽造パスポートで大韓航空機爆破を試み、一度死刑を宣告された金元工作員は、東京の羽田空港で逮捕されなければならない。にもかかわらず、彼女の地位は犯罪者どころか、まるで要人扱いだ、と金元工作員の待遇を疑問視している。」と信じられないことが日本で起こっていると世界各地で報道されていることを政府は真剣に受け止めるべきと考えます。このことが北朝鮮政府の気持ちを逆なで、拉致被害解決に対し、マイナス要因が生じることは明らかでありますし、今後の課題について現政権下では何の期待もできないでしょう。そう考えますと小泉元首相が実現させた北朝鮮の電撃訪朝は歴史の残る出来事であります。また拉致被害解決の礎を築かれたと高く評価されます。やっぱり拉致問題は自民党が主導になり、解決に向けて交渉をしていかなくては、現政権下では逆行してしまう恐れがあるということを国民の皆さまに一層ご理解いただきたいと思います。