最近、雨の日が多いですね。そんな中、品川では区長選挙と区議の補欠選挙が行われております。4年前のこの時期、私も区議の補欠選挙に立候補し、初当選をさせていただきました。それからあっという間に4年が経ち、只今、区長選挙の手伝いをさせていただいております。今思うと4年前の補欠選挙は慌ただしく、大変だったなと思います。前区長が急死され、急きょ40日以内に区長選挙を実施しなくてはならないという状況で、同じく区議の補欠選挙も行わなくてはならないことになってしまいました。半年後の統一地方選挙の品川区議会選挙で立候補する予定だったのでそれなりの準備はしていたのですが、「たった半年だけの区議会議員を選ぶ選挙なんて」と正直思いましたが、地方自治法で「首長の任期(4年間)の半年前に首長選挙が行われる場合、議会の補欠議員の補充のための選挙を行わなくてはならない」というような規定があり、自分も急きょ立候補することになり、無事に当選もすることができ、半年だけの短い1期生を経験させていただきました。区長はその選挙から任期は4年間です。ところが私の場合、半年後に本選挙。2期目の当選をさせていただきましたが、正直1期生の半年間ではたいした仕事なんてできるわけありません。本会議、委員会、予算、決算書の見方すら理解するのが困難でありましたし、また半年後の本選挙の準備もありましたので、今振りかえると自分にとって「訳がわからない時間だった」というのがこの時期だったなと思います。
こんな変則な選挙は地方自治法の改正が行われない限り、未来永劫、品川区では4年に一回行われます。区長選挙はともかく、補欠候補は当選した後のことを考えると本当に大変です。また、見方を変えれば、選挙に対する税金の使われ方を疑問視する区民も多数存在するということを国(総務省)は考慮すべきです。まずは品川区と議会から国に請願、この状況を理解してもらうよう働きかけるべきと考えます。10月下旬から決算委員会が開催されますが、総務費の款別の中でこれに対する質問をし、品川区の考えを聞いてみたいと思います。